『ブレードランナー ブラックアウト 2022』は、『ブレードランナー 2049』の前日譚を描いた短編アニメーションでネット上で無料公開された。
監督に抜擢されたのはアニメ『カウボーイビバップ』、『サムライチャンプルー』で知られる渡辺信一郎。制作スタッフにはキャラクターデザイン・作画監督に村瀬修功、作画監督補に寺田嘉一郎、スピナー(飛行車)のデザインに荒牧伸志らが参加している。
ストーリー[]
2022年、レプリカントのゲリラ同盟はブラックアウト(大停電)を起こそうとしていた。作戦は仲間のひとりであるレン(人間)が偽の暗号コードで核ミサイルを発射させ、高高度で爆発させることでほとんどの電子機器を破壊。同時に磁気システムを使っているデータセンターのバックアップを同盟たちで物理的に破壊し、自分たちのデータを世の中から消すというもの。レプリカントのイギーとトリクシーはトラックを乗っ取り、データセンターへ侵入する。この事件の後タイレル・コーポレーションは崩壊し、翌年レプリカント禁止法が施行された。